人工芝の長さはどう決める?初心者でも選び方に迷わない知識

近年、メンテナンスの手間が少なく、導入が比較的簡単なことから、人工芝の需要は高まっています

それに伴い、様々な会社から人工芝がネットやホームセンターで販売されていますが、どれを選んでいいのか、迷いませんか?

様々な種類がある人工芝を選ぶ際に、重要な要素の1つとして、芝丈(長さ)があります。

ここからは、初めて人工芝を購入する方でも迷わないように、目的に最適な人工芝の芝葉(長さ)をご紹介していきます。

また、長さによるメリット・デメリットもご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

 

Contents

人工芝には、さまざまな芝丈(長さ)がある

芝丈(長さ)は、一見すると見た目に、大きな変化はありませんが、性質は大きく変わります。

例えば、ショートパイルと呼ばれる、芝丈(長さ)の短い物はパターゴルフ用に、25mm~35mmは運動用やドッグラン用に使用し、40mm以上は高級感あふれる仕上がりになります。

天然芝と違い、人工芝は一度設置をすると、芝丈(長さ)を変えるのが難しいです。

ここからは、使用目的に合った芝丈(長さ)の長さを詳しく解説していきます。

 

20mm以下

芝丈(長さ)が20mm以下の短い物は、ショートパイルと呼ばれます。

ボールの転がりも良いことから、パターゴルフに適した長さとなっています。

また、芝葉が倒れても気にならないため、人工芝の中でも特にメンテナンスに手間がかからない長さでもあります。

クッション性が低いので、激しい運動には向いていません。

 

25〜35mm

ご自宅に人工芝を設置する際に、最も一般的な芝丈(長さ)は、25mm~35mmの物でしょう、

お子さまやペットが走り回っても怪我するリスクや、足腰の負担を軽減できる、十分なクッション性があります。

また見た目も良く、バランスの取れた長さなので、室内や庭にも適した人気の芝丈(長さ)になります。

 

40mm以上

40mm以上の物は、ロングパイルと呼ばれ、ふわふわな感触を楽しむことが出来ます。

芝の毛足が長い分、人工芝の色が濃く出るため、高級感がある色合いになります。

その感触と色合いから、設置をすると、屋外はもちろん室内でも贅沢な空間を演出することが出来ます。

 

人工芝の長さによって変わるメリットとデメリット

一般的に導入されている人工芝の芝丈(長さ)は、28mmのものがクッション性や見た目のバランスが良く、販売数も多く人気があります。

そのため、28mmの人工芝を選べば大きく失敗をすることはないでしょう。

芝丈(長さ)が30mmよりも、長い物や短い物それぞれにメリットも存在し、逆にデメリットもあるので、ご紹介をしていきます。

 

芝丈の短い人工芝

芝丈が短い物を、設置する大きなメリットは、天然芝のようにリアルな景観を作れることです。

リアルな天然芝に見えるよう、緑色の芝葉の中に枯れ葉を混ぜた、リアル人工芝という商品もあります。

もう一つの長所として、芝丈が短い物は、芝葉が倒れても目立ちづらいことです。

しかし、芝丈(長さ)が短い物は、クッション性が低いため、運動や寝転がるといったことには不向きになります。

また、クッション性が低いため、歩いたり運動したりする際は、人工芝へのダメージが大きく、耐久性に影響が出やすいです。

メリット

・短ければ短いほどリアルな天然芝を再現できる
・芝葉が倒れても目立ちづらい

デメリット

・クッション性が低く、運動や寝転がることには不向き
・運動などのダメージが人工芝に伝わりやすく、耐久性に問題が起こる可能性がある

 

芝丈の長い人工芝

芝丈(長さ)が長い物を導入した際のメリットは、クッション性に優れ、運動による足腰への負担の軽減や、転倒による怪我を回避することが、期待できます。

人工芝の感触も、芝丈(長さ)が長い物のほうが気持ち良いため、小さなお子様やペットと遊びたい方におすすめです。

逆にデメリットは、緑色が強く出るため、天然芝のようなリアルな景観を出すことは難しく、長すぎると起立性が低く芝葉が倒れやすいです。

メリット

・運動による負担や怪我を回避することが期待できる
・ふわふわな感触が心地よい

デメリット

・天然芝のようなリアルな景観を出すことが難しい
・長すぎると起立性が低く、芝葉の枯れが目立ちやすい

 

目的別、おすすめ人工芝の長さ

ここまでは、芝丈の長さによる、違いやそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介してきました。

ここからは、もう少し細かく、具体的な使用事例に沿った、適切な芝丈(長さ)についてご説明していきます。

 

観賞用

観賞用であれば、天然芝に似せて作られているリアル人工芝がおすすめです。

長ければ長いほど、ふかふかな感触が楽しめ、短ければ手入れが楽になります。

 

室内用

足に負担のかからない、28㎜前後の芝丈(長さ)の人工芝がおすすめです。

 

バルコニーやベランダ用

水はけの良い浸水タイプの人工芝を選ぶのがおすすめです。

運動目的なら30㎜以上の長い物、ボール遊び等を考えているなら、短い物を導入しましょう。

 

庭で子どもやペットが遊ぶ用

お子さまやペットが遊ぶなら、クッション性が高い28㎜以上の物を選ぶと良いでしょう。

 

スポーツ用

12㎜や16㎜の物がおすすめで、芝葉が高密度で、耐久性の高い物を選ぶのがおすすめです。

 

公園や屋上庭園用

クッション性やデザイン性のバランスが取れている、28㎜前後の物がおすすめです。

 

まとめ

使用目的にあった、人工芝の芝丈(長さ)の選び方を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

近年のDIYブームで、人工芝の需要は高まっており、たくさんの種類の人工芝が販売されています。

人工芝の導入は、高額な買い物になる可能性があるため、自分一人で不安な場合は、専門家に頼るのも1つの手です。

弊社でも人工芝の相談は受け付けており、丁寧な対応を心がけております。お困りの際はご相談ください。

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