お風呂の気になるカビは、放置しておくと、アレルギーや喘息などを引き起こす原因になります。
健康被害を起こさないように、お風呂掃除でカビを取ることは大切ですが、カビ取りに苦労される方も多いのでは無いでしょうか?
そこで、本記事ではお風呂掃除で簡単にカビを取るコツをご紹介していきます。
また、せっかく取り切ったカビを、再度発生させないように、カビの発生原因や予防法も詳しくご紹介していきます。
Contents
お風呂掃除でカビを簡単にとるコツ
お風呂に発生してしまったカビを取るために必要な道具は、以下の通りです。
- 手袋
- カビ取り剤
- マスク
- 歯ブラシ(使用済みでも可)
- 雑巾
- サランラップ
これらの道具は、お近くのドラッグストアやホームセンターで簡単に購入できます。
必要物品がそろったら、これからご紹介する6つのコツで、お風呂からカビをなくしましょう。
カビを取る6つのコツ
お風呂掃除で簡単にカビをとる6つのコツを紹介します。
コツ1:お風呂場の水気をしっかりと取る
雑巾や換気扇を使用し、水気をしっかりと除去してください。
水気を除去することでカビ取り剤の薄まりを防ぐことができ、カビと薬剤の密着度が上がります。
コツ2:カビ取り剤を噴霧する
カビ取り剤をカビが発生している部分に噴霧してください。
しっかりとスプレーのレバーを最後まで引くことで、泡が細かくなり薬剤が垂れてくることを防げます。
この際、必ず手袋とマスクを着用しましょう。
コツ3:カビ取り剤を噴霧した場所にラップをする
カビ取り剤を噴霧した箇所に、ラップでしっかりと蓋をすることで、薬剤が流れてくることを防げるため、薬剤の効果を最大限発揮できます。
隙間が出来ないようしっかりと蓋をしましょう。
コツ4:1時間程度放置する
薬剤の説明には15分ほど放置と説明書きをしていることが多いですが、1時間程度放置した方が効果的です。
しかし、あまりに長い時間放置してしまうと、有毒ガスが蔓延してしまう可能性があり、薬剤の嫌な臭いが脱衣所に流れてきてしまうので、1時間程度の放置にしましょう。
コツ5:洗い流す
ラップを外し、シャワーでお風呂全体を洗い流します。
薬剤を塗布した部分だけではなく、お風呂全体を洗い流すようにしましょう。
薬剤の残りが、シャワーの水圧で飛散し残ってしまい、入浴の際に皮膚についてしまうと、肌荒れの原因になります。
コツ6:気になる箇所は歯ブラシで擦る
取り残しがある個所は、歯ブラシで優しく擦ることで、取り除くことができます。
薬剤でほとんどのカビは死滅しているので、優しく擦るだけで取り除くことが出来ます。
擦った後はシャワーで洗い流しましょう。
カビの発生原因
そもそもカビが何故発生するのかご存知でしょうか?
カビは以下の手順で発生・拡大します。
- 皮脂や石鹸カスなどの汚れを栄養源として誕生する
- 温度15℃~30℃、湿度70%以上の環境で繁殖・拡大しやすい
- カビの胞子が空気中を漂い、壁などに付着する
お風呂等の水回りは、湿度や温度など、カビの発生しやすい条件がそろっている環境と言えるでしょう。
カビを発生させないためには
カビを発生させないためには、栄養源となる汚れが少なく、湿度を60%以下にすることが必須です。
汚れは、こまめにお風呂掃除を行い取り除くことで、カビに栄養源を与えないようにしましょう。
入浴後や掃除後に水気を拭き取ったり、換気扇をつけっぱなしにすることで、湿度を抑え、カビを繁殖させないことも重要です。
換気扇にかかる電気代をご紹介した記事もありますので、是非こちらを参考にしてください。
自分で取り切れない場合は
これまでご紹介した方法を試しても、取り切れないカビは、深く根付いてしまっているでしょう。
その際は、ハウスクリーニング業者に浴室清掃の依頼をすることをお勧めします。
専門業者に依頼をすることで、カビの除去は勿論のこと、隅々まで栄養源である汚れを清掃してくれるので、発生の予防にもなります。
過去の記事に、ハウスクリーニングの相場に関してまとめていますので、是非参考にしてください。
費用はかかりますが、面倒で時間もかかるお風呂掃除を専門業者に依頼することで、掃除の時間を自分のために使えるため、コストパフォーマンスも良いでしょう。
まとめ
お風呂掃除でカビを簡単にとる6つのコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お風呂のカビのほとんどは、手軽な道具で取ることが出来ます。
また、少しの手間でカビの発生も防ぐことができるので、アレルギーや喘息の発症を予防できます。
ご紹介したコツで、カビが取り切れない場合はハウスクリーニング業者に依頼をするタイミングかもしれません。
弊社TMRでも、浴室清掃を承っております。お風呂のカビが気になった場合は、是非一度ご相談ください。