人気の人工芝は、DIYでもお庭に設置することができます。
しかし、間違った知識で施工したり作業を雑に行ってしまうと、耐久力が落ちたり、景観を損ねる可能性があります。
本記事では、人工芝をDIYで設置した場合の、失敗例を4つご紹介します。
加えて、失敗の原因と対策方法もご紹介していきますので、これから人工芝の設置を考えていらっしゃる方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
人工芝のDIYは決して簡単ではない
人工芝のDIYは、決して簡単ではありません。
人工芝の設置には、数々の工程をこなす必要があるからです。
過去の記事で人工芝を自分で設置する方法を詳しくご紹介していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
ちなみに、一般的な人工芝の耐用年数は10年程度です。
正しい方法で設置をすれば、メンテナンスもほとんどする必要がなく、長い期間きれいな景観を楽しめます。
これから、人工芝をDIYした際の、よくある失敗例をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
人工芝をDIYした際のよくある失敗集4選
人工芝をDIYした際のよくある失敗例は、以下の4つです。
・人工芝の継ぎ目が目立つ、浮いてくる
・人工芝の隙間から雑草が生える
・水たまりができる
・色あせてしまった
それでは、失敗してしまう原因とその対策を、事例ごとにご紹介していきます。
1.人工芝の継ぎ目が目立つ、浮いてくる
人工芝の継ぎ目が目立つことと、浮いてくることには、以下の原因が考えられます。
・下地の整地がうまくできていないため、地面が凸凹している。
・芝目が違う方向に設置している。
人工芝の下地をしっかりと行っていないと、地面が凸凹になるため、人工芝の継ぎ目が浮いているように見えます。
そのため、人工芝をDIYする際には、地面に凹凸がないように整地しましょう。
整地は重労働のため、業者に依頼をすることをおすすめします。
人工芝には「芝目」という、芝が流れている方向があります。
人工芝をつなぐ際に芝目が違う方向を向いていると、継ぎ目が目立ってしまうので、設置の際には必ず確認しましょう。
2.人工芝の隙間から雑草が生える
人工芝の隙間から雑草が生える原因は、人工芝の下に防草シートを敷いていないことが考えられます。
防草シートは、太陽光を防ぐ役割があるため、植物の成長に必要な光合成を防いでくれます。
人工芝設置の際には、かならず防草シートを敷くようにしましょう。
3.水たまりができる
人工芝に水たまりができると、劣化が早くなう可能性があるほか、虫が湧いたり、カビが生えたりする原因になります。
水たまりができる原因は、整地ができていないことに加えて、人工芝に浸水穴が開いていない可能性があります。
浸水穴には、人工芝の水はけをよくする役割があるため、購入の際には、浸水穴が開いているものを選びましょう。
安価な人工芝には、浸水穴が開いていないものもあるため、注意が必要です。
4.色あせてしまう
野外に設置された人工芝は、太陽光の紫外線で劣化してしまうことがあります。
色あせてしまうと、せっかく苦労して設置した人工芝のせいで、景観を損なってしまので注意してください。
庭やベランダなど、直射日光が当たりやすい場所に人工芝を設置する際には、UV対策がされている人工芝も販売されているため、そちらを選ぶとよいでしょう。
まとめ
本記事では、人工芝をDIYした際に起こる「よくある失敗例」をまとめましたがいかがでしたでしょうか?
人工芝は、設置にかかる労力もかなりのものになります。
また、材料費も安くはないので、設置は手順を守り、慎重に行いましょう。
DIY初心者の方や、体力に自信のない方は、専門業者に依頼をすることをお勧めします。
整地から人工芝の設置まで、プロの技術で丁寧に行うため、人工芝を長い期間きれいに保つことができます。
設置費用は掛かりますが、耐用年数が長くなることを考えるとコストパフォーマンスは良いでしょう。
弊社TMRでも人工芝の設置を承っております。
丁寧な説明と施工をお約束しますので、人工芝の設置をご検討の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。